雲南市掛合町松笠、龍頭が滝でこのほど、恒例の滝まつりがあり、地元有志らによる「滝おどり」が6年ぶりに披露された。
龍頭が滝は落差40メートルの雄滝と30メートルの雌滝があり、八重滝(雲南市掛合町入間)と合わせて「日本の滝百選」に選ばれている。滝まつりは松笠振興協議会(板持保吉会長)が開いた。
三刀屋高校掛合分校の生徒や同協議会青年団の計11人が台風や新型コロナウイルスにより中止していた滝おどりを久しぶりに披露した。水しぶきを上げて輝く雄滝をバックに、そろいの編みがさと浴衣姿で華やかに踊った。
告知ポスターを作り、踊りにも参加した掛合分校1年、堀江宥矢(ゆうや)さん(15)は「滝の音がよく聞こえて、爽やかな楽しい気分で踊れた。道がきれいに整備されていて、地域の人が龍頭が滝を大切にしていることが分かった」と笑顔で話した。
(山本泰平)













