出雲市大社町杵築東、島根県立古代出雲歴史博物館で開催中の企画展「荒神谷発見! 出雲の弥生文化」の来場者数が1万人に達しこのほど、節目の来場者になった福岡県筑紫野市の医師正ヶ峯(しょうがみね)啓太さん(40)に記念品が贈られた。
正ヶ峯さんは夏休みを利用して家族4人で山陰を旅行中、出雲大社参拝後に立ち寄った。錦織秀館長から認定証と図録を、マスコットキャラクターの「雲太くん」から館内カフェの利用券と記念品を受け取り「初めて来たが、旅の思い出になった」と喜んだ。
企画展は荒神谷遺跡(出雲市斐川町神庭)で弥生時代の大量の銅剣が発見されてから40年になるのを記念し、出雲の弥生文化に関する稲作や狩猟道具、住居の建築材など資料約530点を展示している。
観覧料は一般700円、大学生400円、小中高生200円。9月8日まで。
(佐藤一司)