目録を手渡す山陰合同銀行の成相昇常務執行役員山陽営業本部長=広島市中区、広島県庁
目録を手渡す山陰合同銀行の成相昇常務執行役員山陽営業本部長=広島市中区、広島県庁

 山陰合同銀行(松江市魚町)と関連会社の役職員有志でつくる「ごうぎん一粒の麦の会」は6日、広島県内の子ども食堂の支援にと、公益財団法人ひろしまこども夢財団(広島市)に50万円を寄付した。

 広島県庁であった贈呈式で山陰合同銀行の成相昇・常務執行役員山陽営業本部長が、財団の藤原久美子理事長に目録を手渡した。

 財団は子ども食堂の開設・運営に必要な経費の補助などに取り組み、その財源に充てるという。

 成相本部長は「社会問題化する子どもの居場所確保に対し、一助になればと念ずる」とし、藤原理事長は「食堂の支援に活用したい」と感謝した。

 ごうぎん一粒の麦の会は1981年発足。2024年度は山陰両県と広島、岡山、兵庫5県の5団体に計250万円を寄付した。(錦織拓郎)