松江ちぎり絵サークルの作品展が18日、松江市袖師町の県立美術館で始まる。23日まで。入場無料。
サークルは今年で結成55周年。ちぎり絵は伝統的な出雲民芸紙、土佐和紙、因州和紙など、産地で厚さや色あいが異なる和紙を選んでちぎり、貼って作る。絵の具とは違う和紙の風合いで柔らかさや優しさ、透明感を表現する。
作品展では、島根県内の季節の風景、草花、人物を中心に、はがきサイズから20号(70センチ×50センチ)まで、約40点を展示する。珍しい和紙や、作品の貼り方の紹介もある。
午前10時から午後5時まで(最終日は午後4時まで)。問い合わせは事務局の小田川佳子さん、電話0852(31)6172。