5年生74人が4日、新聞作りの基本を学んだ。今後、大田の漁業について調べ、新聞にまとめる。

 児童は、山陰中央新報社の清水由紀子NIE担当の説明を聞きながら、当日の山陰中央新報に目を通し、日々の出来事を記録する新聞の役割を確認。紙面での記事の位置や見出しの大きさでニュースの重要度が分かる特徴を理解した。

 取材では納得いくまで話を聞き、調べることが大切で、集めた情報の中から「他の人に知ってほしいこと」「自分の心が動いたこと」を盛り込むなど、記事執筆のポイントを教わった。「逆三角形」の書き方、5W1Hの要素を使った文章や見出しの作り方も学習した。

 和田慶音(けいと)さん(11) 見出しは最も伝えたいことを短い言葉でまとめ、さらに読む人の目を引く役割があって、とても大切だと思った。

 安井貴一さん(10) 記事は大事なことから書くこと、見出しは短い言葉にするほど文字が大きくできるということが印象に残った。