走るたびに陸上男子3000メートル障害の日本記録を更新する。浜田市出身で順大の三浦龍司選手(19)=浜田東中-洛南高。飛躍の要因は高校時代の豪州遠征。海外選手と競り合う姿が観客の目をくぎ付けにした。以来「走りで見せることができる選手」が目標になった▼華麗な大技と繊細な入水で観客に見せるのが、米子市出身で女子3メートル板飛び込みの三上紗也可選手(20)=日体大、米子南高出。高校卒業後は従来の環境で競技に専念するために1年間、進学も就職もせず、地元で練習に打ち込んだ。覚悟は人一倍だ▼同じ米子市出身で競泳男子200メートル平泳ぎの武良竜也選手(25)=ミキハウス、米子北高|日体大=も覚悟では負けていない。昨年春、コロナ禍で所属企業との契約が切れ、一時は引退も考えたが、鬼気迫る練習で結果を残し、日本代表を勝ち取った▼2度目のホッケー女子日本代表の座をつかんだのが、島根県奥出雲町出身の錦織えみ選手(28)=コカ・コーラ、横田高出。前回のリオデジャネイロ五輪では初戦のインド戦で先制ゴールを挙げたものの、1勝もできず予選敗退。5年前の雪辱を期す▼いよいよ今夜、東京五輪の開会式を迎え、熱い戦いが本格化する。先述の4選手をはじめ、山陰両県関係では12競技に16選手が出場する。コロナ禍で直接応援できないものの、自宅でテレビ画面越しに熱いエールを届けよう。頑張れ!山陰勢。(健)