建築資材で骨組みしたクリスマスツリーの点灯が12日、米子空港(境港市佐斐神町)で始まった。皆生心正こども園(米子市新開4丁目)の園児約70人が、妖怪などを描いた鳥取県日南町産スギ材のオーナメントをつるし、クリスマスソングを歌ってムードを盛り上げた。設置は25日まで。
総合建設業の美保テクノス(米子市昭和町)の社会貢献活動の一環。ツリーは廃材の軽量鉄骨を組んだ高さ3・5メートルの円すい状で、デジタル技術で設計した。
園児は10センチ四方のスギの板に、色とりどりの油性ペンで「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターやクリスマスにちなんだ絵を描いて持参し、代わる代わる鉄骨を飾った。
青白の発光ダイオード(LED)の電飾がともると、園児は「ウィ・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス」などを合唱。小川雅陽(まさはる)ちゃん(5)は「楽しかった」と話し、一反木綿などを描いて飾ったツリーを見上げた。(吉川真人)