日本海に面した丘陵にある妻木晩田遺跡
日本海に面した丘陵にある妻木晩田遺跡

 「とっとり弥生の王国シンポジウム2024むきばんだVS青谷かみじち!」が、2月23日午後1時から米子市末広町の米子コンベンションセンターである。弥生時代の大規模集落・妻木晩田遺跡(鳥取県大山町、米子市)と港湾集落・青谷上寺地遺跡(鳥取市)を例に、当時の交流を考える。

 鳥取県が主催。広島大大学院人間社会科学研究科の野島永教授が「対外交易からみた『とっとり弥生の王国』と周辺社会」、愛媛大ミュージアムの吉田広教授が「日本海を往(ゆ)く青銅器文化と『とっとり弥生の王国』」と題して講演。県立むきばんだ史跡公園と県立青谷かみじち史跡公園の担当者を交え意見交換する。

 参加無料、定員200人。申し込みは2月14日までに、むきばんだ史跡公園ホームページから「とっとり電子申請サービス」を使うか、はがきに住所、氏名、電話番号と「シンポジウム参加希望」と書き、同公園(鳥取県大山町妻木1115の4)に送る。問い合わせは同公園、電話0859(37)4000。