2月14日のバレンタインデーにちなんだ生き物の企画展が、しまね海洋館アクアス(浜田市・江津市)で開かれている。恋を連想させるピンク色の魚やチョコの名が付くヒトデの4種を紹介し、一足先にムードを高めている。2月17日まで。
毎年恒例の展示で、3階のミニアクアリウムで公開する。体全体がピンク色のパープルクイーンアンティアスは「ハナゴイ」の仲間。薄めのピンク色のハナビラクマノミとともに「恋がハナ開くように」との思いを込めた。乙女の名が付くオトメベラもいる。
茶色い突起がチョコレートを連想させるコブヒトデは甘くおいしそうな見た目で「チョコチップスター」との英名を持つ。水槽内に置かれたハート形のアーチをくぐる様子が来館者を癒やしてくれる。
水槽内の背景や周辺に絵や装飾を施し、目立つように演出した。魚類展示課の河辺寿子さん(43)は「生き物を見てすてきなバレンタインを過ごしてほしい」と話した。
午前9時~午後5時。毎週火曜は休館。(宮廻裕樹)