大山6合目避難小屋=2025年2月1日(大山プロガイド協会提供)
大山6合目避難小屋=2025年2月1日(大山プロガイド協会提供)


 

冬山パトロールメンバー=2025年2月1日(大山プロガイド協会提供)
阿弥陀堂付近=2025年2月1日(大山プロガイド協会提供)
4合目付近=2025年2月1日(大山プロガイド協会提供)
5合目=2025年2月1日(大山プロガイド協会提供)
6合目避難小屋=2025年2月1日(大山プロガイド協会提供)
9合目付近の頂上台地=2025年2月1日(大山プロガイド協会提供)
山頂碑=2025年2月1日(大山プロガイド協会提供)
山頂避難小屋=2025年2月1日(大山プロガイド協会提供)
山頂より剣ヶ峰を望む=2025年2月1日(大山プロガイド協会提供)
山頂小屋の1階入り口=2025年2月1日(大山プロガイド協会提供)
1階入り口を雪かき=2025年2月1日(大山プロガイド協会提供)
山頂小屋の2階入り口を除雪=2025年2月1日(大山プロガイド協会提供)
2階入口=2025年2月1日(大山プロガイド協会提供)





◆撮影メモ◆(2月1日)

午前9時の大山寺の天候 くもり 気温1℃ 無風
正午の山頂の天候 くもり 気温マイナス3℃ 無風


◆リポート◆

 鳥取県内の各登山団体が交代で主に毎週土日に交代で冬山パトロールに入っています。今日は我々の大山プロガイド協会が当番で警察の方2名と共に夏山登山道の往復を歩きました。

 気温がさほど低くないので、キックステップが確実に出来ればアイゼンは不要でしたが、安全のために5合目からアイゼンを付けました。どこでアイゼンを付けるかは各個人で判断すればいいことで、ひと昔前はアイゼンを履かないで歩くことがある種の美徳でもありましたが、これは金欠の貧乏学生にはアイゼンが買えなかっただけのことだった気がします。

 アイゼンも今の時期は10本または12本の前歯のついたものをお持ちください。チェーンアイゼンとか爪の短い軽アイゼンはほとんど役に立たないとお考え下さい.。アイゼンを装着した時の歩き方も習得しないと、下りでスパッツを引っ掛けて転倒する恐れがあります。冬山用の装備はピッケルもそうですが、正しい使い方を体得していないと逆にケガをしたり、最悪の場合は事故に繋がる可能性もありますのでご注意を。

 山頂台地に出る手前から、青色ポールを立てていますが、これは登るための目印ではないので誤解のないようにしてください。次のポールが見えないぐらいに吹雪いている時、ホワイトアウトの時はそこで引き返してください。無理して登ってしまうと、下りで事故を起こしてしまいます。

 6合目及び山頂の避難小屋ですが、小屋内に雪が入り込むと扉が閉まらなくなり、ドアレールとか足元が凍り付いたりします。特に絶対にしてはいけないことはお湯を流して氷を解かすことは避けてください。入り込んだ雪は箒を置いていますので、掃き出してください。不特定多数の方が利用する小屋なので登られた方皆さんできれいにしましょう。

 2階の出入り口は屋根まで埋まっていましたので、県警の方も含めて5人でなんとか掘り出しました。1階出入口は入りやすいように階段状にしました。6合目と山頂小屋を利用される方で余力があれば雪かきなどの整備をお願いします。