撮影した草花の写真を紹介する岡崎茂喜さん=益田市あけぼの東町、ちいさなぎゃらりーうつわ
撮影した草花の写真を紹介する岡崎茂喜さん=益田市あけぼの東町、ちいさなぎゃらりーうつわ

 益田市あけぼの東町、「ちいさなぎゃらりーうつわ」で、四季折々の草花の写真展が開かれている。同市白上町のアマチュア写真家岡崎茂喜さん(83)の個展で、ヒガンバナやタンポポを接写した色鮮やかな作品が来場者を楽しませている。28日まで。入場無料。

 写真歴50年の岡崎さんは全日写連会員で同市フォトコンテスト実行委員長も務める。

 写真展は「野の仏たち」と題し、自宅の近くや広島県内、島根県吉賀町、京都府内などで撮影した四つ切りや半切サイズのカラー写真38点を展示した。

 コスモスやカタクリはマクロレンズで三脚を使って接写し、暗い背景との対比で花びらの色が引き立つ。月夜にスミレやホトケノザをスローシャッターで撮影した作品も目を引く。

 岡崎さんは「さまざまな花、それぞれの美しさが仏様のようだと感じる。花が引き立つよう背景の処理に気を配っている」と話した。

 午前9時~午後5時。16日は休み。(中山竜一)