新設旅団から兵士が大量脱走―。ロシアとの戦闘が続くウクライナで2025年の年明け早々、軍や政権内部に激震が走った。陸軍司令官は、訓練不足の未熟な新兵らを前線に配備するなど「組織的な欠陥」があったと認め、旅団の元司令官が捜査当局に拘束される事態に発展した。苦戦を強いられているウクライナにとって手痛い失態だった。「技術も装備もないまま前線に投入される」「監視は甘く、脱走は日常的だった」。旅団に所属する兵士や除隊者が、初めて日本メディアの取材に実態を証言した。(共同通信ロンドン支局長 植田粧子)
▽肝...












