コンビニエンスストア・ファミリーマートの食品自動販売機が2日、松江市殿町の県庁南庁舎に設置された。弁当やサラダ、デザートなど約30品目を販売し、周辺住民も購入できる。
自販機は、年中無休で利用できる無人コンビニシステム「オートマチック・スーパー・デリス(ASD)」。全国で展開しており、島根県内では導入第1号となった。
商品は毎朝補充し、価格は通常店舗で118円のメロンパンが120円など自販機対応で1円単位を切り上げて販売する。
半径350メートル以内で、日常利用の主要顧客は約600人と見込む。来庁する一般客の利用は、正面入り口から出入りできる午前7時半~午後6時半。
周辺にはコンビニがなく、買い物に不便という声があった。ファミリーマート中国リージョン松江営業所の肥田木拓也スーパーバイザー(27)は「地域や職員の方々の需要に応えたい。気軽に使ってほしい」と話した。 (金津智也)