出雲市佐田町八幡原、佐田中学校の3年生が18日、製作したベンチ8台を須佐神社(出雲市佐田町須佐)と、子どもが集う施設「さだベース」(同町一窪田)に贈った。
地域貢献と緑化推進を目的にした「緑の少年団活動」の一環として毎年、実施している。生徒23人は2024年5月、森林組合員などの指導を受け、学校林で間伐を体験した。10月から11月にかけて地元の建築組合員や地域ボランティアの指導を受け、間伐材を使った長さ2メートル、奥行きと高さ40センチの4、5人掛けのベンチを8台作った。
この日、「佐田中学校緑の少年団」と記したプレートを取り付けて仕上げた。須佐神社に6台、さだベースに2台を贈った。
板垣鈴穂さん(15)は「みんなで協力して作ったベンチを、長く大切に使ってほしい」と話した。(佐藤一司)