女性活躍を応援する「しまねミモザフェスティバル」が15、16の両日、浜田市黒川町の島根浜田ワシントンホテルプラザ、石央文化ホールを主会場に開かれる。起業経験者らが講演し来場者に自分らしい生き方を考えてもらう。

 浜田市の任意団体・Iwami Happy美sion(河上恵美代表)が、8日の「国際女性デー」に合わせて初開催。趣旨に賛同した島根県内の起業家、会社員、子育て中の女性ら約50人が協力し、各自の人脈や学び、長所を生かして企画した。

 15日午後1時から山陰合同銀行(松江市)の吉岡佐和子代表取締役専務執行役員と、社員教育コンサルタント・新規開拓(名古屋市)の朝倉千重子代表取締役会長が女性の社会活躍をテーマに講演し、対談もする。

 16日は午前11時に始まり、エステティックや占い、物販などのマルシェと女性の活動紹介で約25団体・店舗のブースが並ぶ。仕事、起業、健康、子育て、海の5テーマで島根県内の助産師や起業家らが講師を務める分科会もある。協賛団体「コドモミライ浜田」による映画上映とオーガニックマルシェもある。

 河上代表は「個で活動する女性がつながり地域をさらに元気にするイベントにしたい」と話す。

 15日の講演会は一般2千円、大学生500円、高校生以下は無料。16日は分科会参加が一般500円、大学生以下は無料。(中村成美)