
―水道技術を生かして新たな取り組みを続けています。
松江市の日本庭園「由志園」と共同で、人工的に霧を発生させて雲海を生み出すプロジェクトを島根県外を含め行っています。「外の世界に興味を持つ社員が増えてほしい」との思いから始めました。既存の業務に限らず新分野に関わることで感性が磨かれ、日々の仕事によい影響があればうれしいです。新たな挑戦として、カンボジアへの事業進出を計画しています。利益追求より、SDGs(持続可能な開発目標)の目標6「安全な水とトイレを世界に」を実現させる社会貢献の意味が大きいです。2025年度、初めてカンボジア人技能実習生3人を採用します。当社で技術を習得して帰国する際に現地法人の設立を考えています。
―職場環境の改善にいち早く取り組んできました。
建設業界で残業規制が強化される「2024年問題」が叫ばれる前から、ウェブ会議システムの導入などで時間管理を徹底し、残業の削減を進めました。3年前には週休2日制を導入しました。限られた時間の中で働く習慣が身につき、生産性が上がったと感じます。毎期末に利益を期末賞与という形で社員に還元しています。利益が出た分だけ還元できる単純明快な仕組みなだけに、社員のやる気醸成につながっています。

―採用活動に力を入れています。
幼い頃から当社に興味を持ってもらえるよう、キャラクターグッズやキャッチーなコマーシャルの自主制作に力を入れています。人々の目に入る制服にも気を使い、現在は洗練された黒色のデザインを採用しています。就職活動の際に「どこかで見た会社だ」と思い出してもらい、交流サイト(SNS)などを通じ、建設業の魅力を知ってほしいです。
―暮らしに必要な事業を担う企業としての思いは。
インフラ設備は生活するのに欠かせません。なくなることがない大切な仕事であり、働き手の確保は必須です。建設業のイメージを明るくし、業界の新しいモデルとなれるよう、挑戦を続けたいです。


新和設備工業は「おもしろい仕事を探すことが仕事の会社」です。 「完全週休二日制」そして自分自身の仕事の成果がダイレクトに報酬となる「利益分配制度」等、新しい設備工事業者のモデルとなるべくチャレンジする企業で是非一緒に働きませんか。他にはない斬新なデザインの事務所もみてください。会社見学は随時行っています。
新田 喜一=島根県松江市出身(56歳) 2019年7月に現職に着任。 社内でバンドを組んでおり、ベースギターを担当しています。現在流れているテレビCMの演奏や各種イベントに出演しています。最近はドラム教室に行ったり、海外でのビジネスを見据えて英会話スクールに通ったり、ゴルフを始めたりしています。どれも難しいですが面白みを感じて続けています。
