―普段、どのような意識で業務に取り組んでいますか。
地域の方々が必要とする情報や文化の的確な発信を通しての豊かな暮らしづくり、そして災害時、非常時のスピーディーで正確な情報提供で安心安全な生活を守るライフフラインとしての使命があります。また番組、音楽、イベントなど良質なエンターテインメントの提供は、地域の皆さまに地元の良さを感じていただくためのインフラと考えています。住みやすく楽しい地域づくりが、若者定住化など地域課題の解決にもつながると思います。「ライフラインフラ」を目指します。

―多様なイベントをプロデュースしています。
メジャーシーンを舞台とする地元出身アーティストもたくさんいます。アマチュア時代から関係性がある彼らの活躍は大きな喜びです。また、メジャーだけでなく学園祭、町のお祭り、落語、映画などイベントでの交流や番組で、地域の関係人口拡大を目指す「オープン ラジオ ステーション」を進めています。


―2026年は開局40周年です。
私が入社した当時、「企業30年説」を耳にしました。ハードルを越えて40周年を迎えるに当たりリスナーの皆さまはもちろん、広告主さま、瀬崎輝幸前社長をはじめ諸先輩、当社ラジオビジネスに関わってくださった全ての関係者の方々に深く感謝申し上げます。

―今年は日本でラジオ放送が始まって100年になります。
今は専用アプリ「radiko(ラジコ)」を使えば全国の放送や、タイムフリーで過去の番組を聴くことができます。さまざまな受信機も登場し、従来の車や職場や家庭での「ながら聴取」に加え楽しみ方は広がっています。幅広い世代のリスナーの皆さまに「どんなときも身近な存在だね」、ビジネスパートナーの方々には「エフエム山陰に相談すれば何とかしてくれる」と思っていただける存在でありたいと考えます。エフエム山陰が100年続くよう、皆さまの期待にお応えできるコンテンツをお届けしてまいります。
 

地域の方々が必要とされる情報を日常も非常時も的確に発信し,番組、事業など良質なエンターテインメントをお届けすること。 そして安心安全快適な暮らし、定住化など地域課題にもに取り組むインフラであることが我々の使命です。名づけて、「ライフラインフラ!」 自分たちが作りあげた企画で、皆さんが盛り上がるのを見るのはいつでも鳥肌ものですよ。 自由な雰囲気の職場環境で、めいっぱい想像力を発揮して、山陰の皆さんを驚かすようなビジネスを一緒に作り上げませんか。

小村健実=島根県松江市出身(66歳) 2022年に現職に就任。 広告会社勤務などを経て、1986年エフエム山陰開局時に入社。 趣味は仕事、友人はお酒だけ。 好きな人は村上春樹さん、山下達郎さん 浜田省吾さん、阪神タイガースさん 好きな言葉~身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ! Today is the first day for the rest of your life. Nothing is over still you decide.