ー島根原子力発電所2号機(松江市鹿島町片句)が約13年ぶりに再稼働しました。
何より地域の皆さまのご理解のおかげであり、心から感謝申し上げます。島根2号機の再稼働は、電力の安定供給をはじめ、二酸化炭素(CO2)排出量の削減や電気料金の安定化に寄与するものです。これからも地域の皆さまに安心していただける発電所を目指して、安全を最優先に安定運転の継続に努めます。
ー後には3号機も続きます。
現在、原子力規制委員会による審査が行われています。引き続き、審査に適切に対応していくとともに、確実に安全対策工事を進めてまいります。
ー新電力の参入など電力自由化の影響はいかがでしょうか。
多くの事業者の参入により厳しい競争環境にあります。お客さまに引き続き選択していただけるよう、料金メニューの拡充に取り組むとともに、省エネやCO2削減など多様化するお客さまの課題やニーズにお応えする付加価値の高いサービスを提供してまいります。
温室効果ガス排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルの見通しはいかがでしょうか。
脱炭素化と競争力強化に向けた電源構成を実現するため、再生可能エネルギーをはじめ、安全の確保を大前提とした原子力の活用、火力発電の脱炭素化など、複線的なシナリオを描きながら、幅広い手立てを検討しています。また、松江市で取り組んでいる脱炭素先行地域への参画などを通じて、地域の脱炭素化にも貢献していきます。
ーシンボルスポーツを通じた地域貢献を大事にしています。
陸上競技部、女子卓球部、ラグビー部はいずれも全国レベルで活躍しています。例えば、女子卓球部は昨年の実業団の大会で五つの団体戦タイトルを全て優勝するグランドスラムを達成しました。子どもたちを対象としたスポーツ教室の開催や試合への招待など、皆さまに喜んでいただける活動を続けるとともに、地域のスポーツ振興にも取り組みます。


最近は入社後数年で転職する人が増えていますが、業務経験を積むことでわかる会社の良さもあります。
これから就職される皆さんには、表面的な採用情報(初任給、福利厚生等)だけに囚われず、先輩社員の話を聞いたり企業情報をしっかり確認したりするとともに、自分の人生設計と照らし合わせながら慎重に就職先を選んで頂きたいと思います。

川本修司=島根県松江市出身、2024年から現職。
1988年の入社以来、12回の転勤と14回の引越を経験しました。
昨年、生まれ育った松江に居を構え、週末は中学1年から47年間続けている趣味のソフトテニスで汗を流しています。趣味で出会った全国の知人は今では私の大切な財産となっています。
今年は還暦を迎え、公私ともに充実した1年にしたいと思っています。












