山陰中央新報社のデジタル配信サービス「Sデジ」をPRするラッピングバスの運行が29日、松江市内で始まった。中心市街地を運行する同市営バスの車体に、Sデジ内で展開している記事や写真のデザインを施した。来年4月下旬まで。
ラッピングは市交通局の中型路線バス(全長9メートル、59人乗り)1台。両県内で発見された野生動物などを紹介する「山陰の生き物図鑑」をテーマに、県西部で釣り上げられた体長143センチのヒラマサや目撃が相次ぐツキノワグマなどをプリントした。
市交通局は市営バスの利用促進策の一環として、バスの車体に民間企業の取り組みやイベント活動、市の施策などに関するラッピング広告を施し、29日時点でレイクラインを除く路線バス48台に掲載している。
市交通局の佐藤広樹運輸企画課長は「新聞記事を想起させる印象的な広告で、バスへの関心向上にもつながってほしい」と話した。
(佐々木一全)













