松江市は13日、市内の医療機関で80代女性に対し、通常より短い間隔で2回目の新型コロナウイルスワクチンを接種するミスがあったと発表した。本来は1回目から18日以上空けるべきところ、12日間しかたっていなかった。健康被害は確認されていない。
市によると、女性は7月30日に1回目の接種を受けた。8月12日に別の注射を打ってもらう目的で同じ医療機関を訪れ、診察を受けたが、看護師がワクチン接種の希望者と勘違いして打ったという。医師が間違いに気付き、その後の健康観察でも体調の変化はなかったとしている。
市は一般診療とワクチン接種を同時に対応していたことや接種前の確認不足が原因とみている。 (中村成美)