5月25日、関西学生野球春季リーグは最終節を迎え、わかさスタジアム京都で同志社と立命館による伝統の同立戦が行われた。京都の名門私大同士のプライドを懸けた戦い。1回戦、同志社の先発マウンドには背番号18・橋本裕介(4年・浜田高出)が上がった。この試合まで2完封を含む3勝と同志社のエースへと成長した橋本が立命館打線に立ち向かった。

 ◆浜高3年時に投球フォーム改良

目線を切る橋本の投球フォーム(正面)
目線を切る橋本の投球フォーム(三塁側)

 セットポジションから左足を腰の高さまで上げる。目線を1度三塁ベースに向け、息を一つ吐いてからボールを投げ込む。「(高校)3年生の時に覚えました」。フォームの...