ミニゲームで中学生とプレーする横地聖真選手(中央)=境港市中野町、市民体育館
ミニゲームで中学生とプレーする横地聖真選手(中央)=境港市中野町、市民体育館

 バスケットボール男子Bリーグ1部、島根スサノオマジック(松江市)の選手らを招いたバスケットボール教室が14日、境港市中野町の市民体育館であった。競技に取り組む同市内の中学生約60人が参加し、試合時のさまざまなプレーを意識して練習に臨む大切さなどを再確認した。

 教室は、地元の境港ロータリークラブが青少年健全育成、人材育成両事業の一環として開催した。

 5対5のミニゲームを行い、PGの北川弘選手(33)とSFの横地聖真選手(23)が中学生に交じり出場。横地選手は攻撃時に、相手の位置や残り時間も計算してスリーポイントを狙うよう促した。北川選手はディフェンス時に、マークする相手の選手を見失わぬように助言をしていた。

 スクールコーチの横尾達泰さん(40)と植田泰知さん(25)も指導役を務めた。横尾さんは練習の時からより高いレベルを目指して取り組む姿勢を教え、植田さんも学びを次につなげる大切さを伝えた。

 参加した境港一中の3年生、谷畑春虎さん(15)は「周りを見てプレーする大切さに改めて気付くことができた」と笑顔で話した。

(松本稔史)