地元就職への意識を高め、進路選択の参考になればと雲南市三刀屋町三刀屋、三刀屋高校の3年生26人が1日、5事業所を見学し、地元企業への認識を深めた。
同圏域3市町とハローワーク雲南などでつくる雲南雇用対策協議会が「高校生のための職業人研修」として開催した。
雲南市役所では商工振興課で勤務する同校卒業生の土江和輝さん(19)が、市の組織や一日の勤務スケジュール、公務員の仕事の魅力などを生徒に説明した。その後、三刀屋高校、大東高校卒業の6人の職員と意見交換をした。
藤原奈緒さん(17)は「卒業生の先輩と意見交換して、高校の時は何をしていたかなど聞けて参考になった。市内で働くことに興味が湧いた」と話した。
(景山達登)