全国大会に出場する情報科学高校の生徒=安来市能義町、情報科学高校
全国大会に出場する情報科学高校の生徒=安来市能義町、情報科学高校

 情報科学高校(安来市能義町)の生徒11人がビジネス計算、情報処理、ワープロの3競技の団体で島根県大会を制し、関東地方で開かれる全国大会に出場する。簿記は個人の部で1人が出場を決めた。生徒たちは「日頃の部活動や放課後の練習で培った成果を出せた」と話し、全国大会に意欲をみせている。

 全国大会に出場するのは、ビジネス計算が池田琉音(るね)さん(17)、石原美咲さん(17)、日野絢那さん(17)。情報処理が根来川実花(みか)さん(17)、安部涼華さん(18)、塩見悠高(ゆたか)さん(17)、野坂達海さん(18)。ワープロは松代慧斗(けいと)さん(17)、永島葵さん(17)、渡部綾さん(18)、塩見さん、吉田結葵(ゆき)さん(17)。

 渡部さんは簿記でも個人の部2位になり、全国の舞台に進む。

 ワープロで1526文字を打ち込んだ松代さんは「部活動で取り組んだ成果が出た。団体として頑張るとともに、一文字も間違えずに1500字以上打つと得られる正確賞を取りたい」と抱負を話した。(中山竜一)