11日に始まった16歳以下の国際サッカー交流大会「アジア国際ユースサッカーIN鳥取2025」の歓迎レセプションが同日夜、米子市内であり、鳥取と香港、台湾の子どもたちが歓迎会で交流を深めた。
大会は、競技力向上やサッカーを通じた若者の国際交流を目的に、今年で4回目の開催。ガイナーレ鳥取ユース、鳥取県選抜、「ホンコン・チャイナ」(香港)、「チャイニーズ・タイペイ」(台湾)の4チームが参加する。
歓迎レセプションには、選手や大会関係者135人が出席。各チーム5分間のPRタイムで、歌や踊りなどを披露した。ガイナーレ鳥取ユースは、ホームゲームなどで披露される「ガイナマン体操」を、台湾の選手は息の合ったダンスで会場を盛り上げた。
県選抜チームに所属する鳥取東高1年の水口陽葵さん(15)は「海外の選手との試合は初めて。体格が大きく、積極的にぶつかっていきたい」と意気込んだ。台湾チームの林慕揚さん(14)は「鳥取のチームはスピードが速かった。いい練習になった」と話した。
大会は、県サッカー協会などが主催。4チーム総当たり戦で、13日は米子市安倍のオールガイナーレYAJINスタジアムで開かれる。入場は無料。(藤本みのり)