腰痛対策に役立つストレッチを紹介した動画の一場面
腰痛対策に役立つストレッチを紹介した動画の一場面

 県西部特産の白ネギ生産者にとってつらい腰痛を防ごうと、対応策をまとめた動画が出来上がった。農家の声に応え、県西部総合事務所西部農業改良普及所(米子市糀町1丁目)と鳥取大医学部(同市西町)がタッグを組み、ストレッチや、収穫、運搬時の体に負担が少ない姿勢を紹介。動画サイト・ユーチューブの県公式チャンネル「とっとり動画ちゃんねる」で公開した。

 同普及所は、かねて白ネギ生産者から「腰が痛い」との声が寄せられていたため、2017年度から同大医学部と連携して対策を検討してきた。

 対策の一環で生産者28人と従事していない26人との違いを調査したところ、生産者は背筋が発達しているところと、そうでない部分とでアンバランスが生じ、腰痛につながっていることが分かった。

 動画は、結果を踏まえた同大医学部の監修で対応策を紹介。シリーズは運搬編、収穫編、体操編、講義の1~4シリーズで構成し、3~19分間でまとめた。

 講義は同学部整形外科の講師が腰痛の原因と対策を説明。体操編は軽トラックの荷台を使ったストレッチ方法を紹介し、収穫編では、白ネギが植わる畝に片足を乗せることで腰への負担軽減につながること、運搬編は、白ネギを包んだこもを体に近づけて運ぶようアドバイスしている。

 同普及所の角脇利彦次長は「農家の負担軽減に少しでも役立ったらうれしい」と話した。     (柴田広大)