夏休みの児童を対象にした自由研究教室が島根県邑南町高見の高原公民館であり、高原小学校児童15人が地元の元教員3人に助言をもらいながら、工作や研究テーマを考えた。
児童は用意された自由研究や工作関係の本を読み興味のあるテーマを探った。貯金箱やプラネタリウムなど各自が作りたいものを決めた後、計画書を作成。元教員たちは計画書を見ながら、製作に必要な材料や手順を教えた。
児童たちは宿題をしたほか、息抜きのボードゲームも楽しんだ。ガチャガチャを作るという2年の高橋和幸さん(8)は「夏休みに友達と遊べて楽しかった」と笑顔だった。
自由研究や工作は後日、計画書に沿って公民館で各自が取り組む。教室は夏休みの児童の居場所づくりを目的に高原、布施の両公民館が開いた。
(吉野仁士)