出雲の夏を彩る「出雲神話まつり」の盆踊りが16日夜、出雲市中心部で開かれた。老若男女約400人が元気よく踊りを披露した。
実行委員会などが主催し20回目。愛好家団体や企業、学校の18団体が参加し、JR出雲市駅(出雲市駅北町)から北側に向かうくにびき中央通り約400メートルを練り歩いた。
参加者は市内の名所や歴史を歌詞に取り入れたオリジナル曲に合わせて踊り、沿道の家族連れや友人らも一緒に体を動かした。
出雲市斐川町の荘原地区を中心につくる羽根盆踊り愛好会からは約20人が参加した。同会の黒田和子さん(77)は「みんなで踊ることができて楽しかった」と話した。
23日は午後8時から、斐伊川沿いの大津神立河川敷公園(同市大津町)で花火大会が催される。(黒沢悠太)