島根ワイナリー(出雲市大社町菱根)で今年の新酒が完成し、お披露目会が23日にあった。6月に仕込みを体験した出雲市出身の元ソフトバンク投手・和田毅さん(44)が再訪し、出来栄えに笑顔を見せた。
県産デラウェアを原料にした新酒を飲んだ和田さんは「おいしいだろうという想像をさらに超えてきてびっくり。こんなワインが1カ月ほどでできるなんて、職人さんの力を実感する」と目を丸くした。
ワイン好きの和田さんは、昨年の現役引退時も、島根ワイナリーのワインやぶどうジュースを知人らに贈り、多くの人から好評だったという。和田さんは「島根にこれだけ素晴らしいワインがたくさんあることを自慢していきたい」と話した。
初めて挑戦した仕込みや、試飲の様子は和田さんのユーチューブチャンネル「和田毅ラボ」で9月に公開する。
新酒「ヌーボーデラウェア2025」は「辛口」と「やや甘口」の2種類。750ミリリットルと360ミリリットルがあり、辛口は計5千本、やや甘口は計8千本をワイナリーや全国の酒販店などで販売している。(今井菜月)