「一刻を争う」はずの物価高対策も、ガソリン暫定税率の廃止も、企業・団体献金の見直しも、与野党の話し合いが進まない。いま現実に起きているのは、自民党内の抗争による深刻な「政治空白」ではないか。この事態を招いた石破茂首相や党執行部の責任は極めて重い。

 参院選から...