令和仮面ライダー7作目『仮面ライダーゼッツ』(毎週日曜 前9:00、テレビ朝日系)のCase1「始まる」が7日に放送された。
【動画】『仮面ライダーゼッツ』Case1「始まる」全編
仮面ライダー史上初、胸に巻く革新的な変身ベルト=“ゼッツドライバー”が話題となり、情報解禁時にSNS世界トレンド1位を獲得するなど、スタート前から注目を集めていた『仮面ライダーゼッツ』。7日にスタートし、“夢”をモチーフとした前代未聞の世界観や怒とうのストーリー展開。クールな変身シーンが大反響となり、爆速でSNS世界トレント1位を獲得した。
『仮面ライダーゼッツ』のモチーフは“夢”。主人公の万津莫(よろず・ばく)/仮面ライダーゼッツ(今井竜太郎)は人間の夢に潜入し、ミッションを遂行する極秘防衛機関“CODE”に属する無敵のエージェントというかつてない設定となっている。
初回は、エージェントとなった莫が、犯罪組織に誘拐された国民的人気タレント・ねむ(堀口真帆)を助けるべく、敵と銃撃戦を繰り広げるというスパイアクション映画さながらのスリリングなシーンから開幕。冒頭から一気に視聴者を物語に引き込んだ。
しかし、それは莫が見ていた“明晰夢(※「これは夢だ」と自覚しながら見る夢。自分の思いのままに操ることができる)”であり、普段の莫は「人助けがしたい」と願いながらも、誰かを助けるたびに悪夢のようなひどい目に遭う、“運の悪すぎる男”だった。
そして運命の日。莫は誘拐されそうになった子どもを助けようとして車にはねられ、入院することに…。すると、病室に悪夢からの侵略者である怪物“ガンナイトメア”が出現。いきなり攻撃された莫は逃げまどううち、奇妙な扉にたどり着き、そこでCODEの司令官・ゼロからゼッツドライバーを託され、仮面ライダーゼッツに変身。華麗なアクションでガンナイトメアを撃破し、人質としてとらわれていたねむの救出にも成功した。ところが次の瞬間、映し出されたのは病室で目覚める莫の姿で、すべては莫の夢の中の出来事だったことが明らかに。しかし、ゼッツドライバーは莫の胸にしっかりと巻かれており、単なる夢ではなかった?という謎に満ちた展開のまま幕を閉じた。SNSでは「夢の世界ならではですごく良かった!今後が楽しみ」「ゼッツ、設定斬新でいいね!めちゃかっこいい」「初回からこんなに魅せるとはゼッツやばすぎる!」などと大盛り上がり。スタートから視聴者も大興奮だった。
そんな中でも大きな注目を集めたのが本編初となる、ゼッツドライバーを装着しての変身シーン。唇をなぞった指を鳴らし、そのままゼッツドライバーの上を滑らせるようにして変身アイテムの“カプセム”をまわす、というこれまでにないクールなポーズを目の当たりにした仮面ライダーファンは「ゼッツの変身何度観てもしびれるなぁ」「斜め掛けのベルトなんて欲しいに決まってるじゃないか」と投稿。レジェンド声優の山寺宏一が務めるゼッツドライバーのシステム音声にも「山寺宏一さんのボイスがめちゃくちゃカッコ良い」「変身音声の使い方が最高すぎる」いうコメントが寄せられた。
さらに、黒、緑のボディに真っ赤な目という原点回帰しつつも斬新さをあわせもつゼッツのビジュアルにも多くの反応が集まり「原点回帰のフォルム カッコ良い」「フォルムとか無駄な物全部削いだシンプル感が良い」と絶賛の声が上がった。
今井竜太郎が演じる普段の莫の“ポンコツっぷり”と夢の中のスマートなエージェントのギャップに魅せられた人も多かった。莫/仮面ライダーゼッツは今後、どんな夢の中でどんな戦いを繰り広げることになるのか。『仮面ライダーゼッツ』はアジア各国やアメリカなどでも同時期に放送・配信される“世界同時期展開”が決定し、世界の反応からも目が離せない。『仮面ライダーゼッツ』第1話は各種プラットフォームで配信中となっている。
次回、14日放送の第2話では、莫/仮面ライダーゼッツに「爆弾魔を止めろ」というミッションが与えられ、ナイトメアのモンスター“ボムナイトメア”と激闘することに。しかし、莫は夢の中で指名手配犯になっており、警察に追われる羽目に…?そんな中、“怪事”現象を捜査する刑事・富士見鉄也(三嶋健太)とその部下・南雲なすか(小貫莉奈)が莫に接触してきて、現実でも莫が重要参考人に?ありえない出来事が意味することとは、いったい…?やがて、莫が見た夢が、大きな危機につながっていき…。莫/仮面ライダーゼッツはどんな戦いを見せてくれるのか。次回の活躍も見逃せない。
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