全国コンテストで入賞し、表彰を受ける三上直太郎さん=松江市西生馬町、松江工業高等専門学校
全国コンテストで入賞し、表彰を受ける三上直太郎さん=松江市西生馬町、松江工業高等専門学校

 自分の学校をラジオでPRする全国コンテストで、松江工業高等専門学校(松江市西生馬町)電気情報工学科の2年生、三上直太郎さん(16)の作品が入賞し、このほど、表彰式があった。3千点の応募作の中から14点の入賞に選ばれ、島根の地域性と高専の専門性をうまくPRした点が評価された。

 コンテストはエフエム山陰をはじめとする全国38のFM放送局でつくるJFN(ジャパン・エフエム・ネットワーク)が毎年、開催する。今年は全国から3085件の応募があった。

 三上さんの作品は島根県では旧暦10月に全国の神々が集うとされることを紹介した。神様がロボット作りを提案し、プログラム、材料加工、設計図作りなどの役割を分担する様子を表現。「ここはいつでも技あり月」のナレーションで締めくくる。松江高専ではさまざまな技術を持った学生が集まり、さまざまな技術を学ぶことができることをPRした。

 同校での表彰式でエフエム山陰の小村健実社長から表彰状が手渡された。三上さんは「高専について知ってもらうきっかけになったらうれしい」と話した。

 作品は10月末ごろまで中四国地方の八つのFM放送局で放送され、JFNのサイト内の「ラジオCMコンテスト2025~ラジオに乗せて、学校アピール~」でも聞くことができる。

 (石飛達哉)