田中角栄元首相の長女で文部科学大臣などを歴任した田中眞紀子氏(81)が、3日放送の読売テレビ・日本テレビ系昼のワイド番組『情報ライブ ミヤネ屋』(月~金 後1:55)に出演。群馬・前橋市の小川晶市長(42)が市幹部職員で既婚の男性とラブホテルで密会をしていた問題についてバッサリと切った。
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報道によると、小川市長は既婚者のいる市職員と複数回にわたり、2人でホテルを訪れていたとされている。小川市長は24日に開いた臨時記者会見でホテルを訪れていたことを認めた一方、男女の関係はなく「公私にわたる相談にのってもらっていた」「特定の職員と複数回ホテルに行ったことは間違いない」「男女の関係はないが、誤解を招く軽率な行動」などと釈明している。
MCの宮根誠司から、この問題について振られた田中氏は「私は、こういうことが全国ベースで毎日のように報道されるという現代社会、メディア、テレビ、そしてSNSが発達してるから、こういうことが世界中、日本中に今出るわけですね。そのことがやっぱり本人や周りを混乱させて、ことの本質を見損なう、見失うようになってると思うんです」と前置き。
そのうえで「すなわち、公人ですから、市長だろうと国会議員だろうと、こういうことがあったらまず身を引かなきゃいけませんよ」とはっきり言い、「私ならすぐ辞めますね」と持論を示した。
そして「弁解するのは後ですればいいじゃないですか。他に人もいるわけですしね。仕事がいっぱいある。それから財政も厳しいし、日本もそうですし、前橋市もそうでしょうしね。そういう中でやらなければいけない仕事があるのに、私的なことでこうやってズルズルすること自体に、責任感を感じられないってことに問題がある」と見解を示した。
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