オルガンを演奏する米山麻美さん(右)と歌を披露した長岡知穂さん=出雲市今市町、カトリック出雲教会
オルガンを演奏する米山麻美さん(右)と歌を披露した長岡知穂さん=出雲市今市町、カトリック出雲教会

 【出雲】オルガンの魅力に触れてもらおうと、国際ソロプチミスト出雲がこのほど、出雲市今市町のカトリック出雲教会でチャリティーコンサートを開き、約100人の来場者が教会に響く美しい音に聞き入った。

 さんびる文化センタープラバホールの専属オルガニストの米山麻美さんが3種類のオルガンで演奏した。オルガンの特徴や演奏する曲を説明しながら弾いた。バッハの「G線上のアリア」やドボルザークの交響曲第9番「新世界より」などオルガン独特の音が響いた。

 ソプラノ歌手の長岡知穂さんは、シューベルトの「アヴェ・マリア」や、モーツァルトの「アレルヤ」などを歌った。「星の界」や「めさめよ、わが霊」では、来場者も一緒に歌った。

 国際ソロプチミスト出雲の下手泰子会長は「来場者の方に喜んでもらえて、開催して良かった」と話した。収益は日本ユニセフ協会や地元の福祉関係施設などに寄付する。 (片山皓平)