国際交流をテーマに意見を交わす生徒=大田市大田町、市役所
国際交流をテーマに意見を交わす生徒=大田市大田町、市役所

 大田市内の6中学校合同の拡大生徒会がこのほど、市役所であり、石見銀山遺跡の世界遺産登録20周年に向けて、生徒たちは海外の同世代との国際交流をテーマにアイデアを出し合った。

 生徒同士の交流や市関係者との意見交換を目的に、市教育委員会が企画し4年目。同市は2027年の石見銀山遺跡の世界遺産登録20周年に合わせて韓国の姉妹都市・大田(テジョン)広域市の中学生との交流を検討している。各校に交流内容や手法を募り、拡大生徒会の場で発表してもらった。

 各校から生徒会長ら2、3人が出席した。各校は発表で、野球をはじめとするスポーツ交流▽両市の伝統食を給食を通じて提供し合う▽第三中学校にある登り窯を活用し、陶芸を通じた芸術交流▽互いの市が抱える市政課題について解決策を一緒に考える-といったアイデアを出した。市長や市議らも傍聴する中、生徒同士で質問をし、各アイデアに磨きをかけて実現性を探った。

 参加した第一中学校の生徒会長、松原莉玖(りく)さん(15)は「各校でいろいろな意見があって楽しかった。実際の国際交流はもっと視野を広げる機会になると思う」と話した。  (勝部浩文)