反射マスクを付けたモデル(右)と、協議会の出席者=松江市殿町、サンラポーむらくも
反射マスクを付けたモデル(右)と、協議会の出席者=松江市殿町、サンラポーむらくも

 新型コロナウイルス禍の交通安全指導の現場を鼓舞しようと、島根県交通安全協会(松江市打出町)が7日、県地域交通安全活動推進委員協議会に反射材付きのマスク150枚を贈った。

 地域交通安全活動推進委員は、県警の委嘱で路上での交通安全指導などを担っており、委員の安全と反射材の啓発が狙い。

 マスクは縦14・5センチ、横25センチの布製で表面に反射材がプリントされ、洗濯して何度も使える。松江市内であった協議会総会で披露され、照明を落とした会場でマスクに光を当てると、反射たすきと同様に強い照り返しがあった。

 協議会の種平博行会長は事故が増加する秋口に贈呈されたことを感謝。「夕暮れや夜間での活動に活用したい」と話した。

 反射マスクは市販されており、今後、県内の各交通安全協会の窓口でも販売する予定。 (多賀芳文)