第九章・隠居と縁組み(20) 

 

 利常が小松城二の丸の仮屋を御座所とすると、金沢城の重臣ばかりか富山城や大聖寺城の者たちも挨拶(あいさつ)に訪れ、藩政や治政について指示をあおぐようになった...