聴診を体験する生徒たち=出雲市塩冶町、島根大医学部
聴診を体験する生徒たち=出雲市塩冶町、島根大医学部

 文部科学省の先進的な理数教育実践校「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の指定を受ける出雲高校理数科の1年生がこのほど、島根大医学部(出雲市塩冶町)を訪れ、地域医療の現状に触れ、進路の参考にした。

 生徒約30人が訪れ、同大地域未来共創本部の岩下義明教授の指導で、マネキンを使って気管への挿管の体験をした。高度外傷センターではドクターカーの見学もした。

 聴診の体験では、同大付属病院看護師の遠藤圭介さん(31)の指導で、誤嚥(ごえん)性肺炎を起こした高齢者の、息を吐く時に聞こえる音や、ぜんそくの発作時に聞こえるヒューヒューといった音を聞いた。

 田中達葵(たつき)さん(16)は「聴診では、ちょっとした音の違いで病気を判断できるのがすごいと思った。医療の現場を見学することができ、勉強をする意欲につながった」と話した。(黒沢悠太)