【益田】島根県無形民俗文化財の伝統芸能「益田糸操り人形」の写真撮影を続けるテレビカメラマン、島津ヒロユキさん(66)=浜田市旭町今市=の写真展が28日、益田市常盤町のキヌヤ益田ショッピングセンターで始まった。人形の精巧な造形や糸を操る手の動きなどを撮影した28点に来場者が見入っている。入場無料、5日まで。
島津さんは20年以上前、仕事で映像の記録を頼まれたのがきっかけで、糸操り人形の写真撮影を始めた。人情味のある物語や情感豊かな語り口にほれ込み、人形や舞台裏を撮影するようになった。
撮影するのはリハーサルの時が中心。絵筆の運びや公演で付いた傷まで分かる人形の顔のアップ写真、人形遣いの緊張が糸を通して伝わる舞台袖の人形など公演では見られない細部を作品として表現している。
島津さんは「益田に貴重な文化財があることを知り、公演を見るきっかけになってほしい」と話した。
22日に同市有明町の島根県芸術文化センター・グラントワで益田糸操り人形保持者会による定期公演が開催される。
(堀尾珠里花)













