松江市下東川津町の国道431号川津バイパス沿いに、農地を転用した3・7ヘクタールの商業区域が開発される。周辺の住宅団地などからの集客を見込み、スーパーのみしまや(松江市雑賀町)など3店が来年3月ごろのオープンを予定する。

 開発地は、松江だんだん道路・川津インターチェンジから北東約800メートルに位置し、「松江北道路」の整備予定地にも近い。周辺にはあじさい団地や平成ニュータウンなどの住宅地がある。

 みしまやの他に出店を予定するのは、ホームセンターのいない(倉吉市河原町)、ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本(広島市)のウェルネス。売り場面積は「みしまや東川津店」と「ハウジングランドいない松江東川津店」が各3千平方メートル、「ウェルネス東川津店」が千平方メートルの予定。店舗名はいずれも仮称で、駐車場は3店舗で計約600台分を整備する。

 今回の商業区域を含む川津地区では、2008年から地元地権者らが15・6ヘクタール規模の大型商業開発を計画したが、市街化調整区域や農地法などの規制により頓挫。その後、地権者が新たな枠組みで開発計画に「地域の農業振興に寄与する施設の設置」を盛り込み、20年1月に農地転用の許可を得た。同時に、市街化調整区域内での開発許可条件を満たした「地区計画」の決定も受けた。

 店舗用地は、地権者でつくる「松江市中尾土地区画整理組合」が造成し、出店各社が取得した。 (部田寛孝)