テレビ東京で3日、『ガイアの夜明け』(後10:00)が放送される。今回は2025年9月にシステム障害が襲った大手飲料メーカー・アサヒグループホールディングスの勝木敦志社長にインタビュー。ランサム攻撃について振り返り、涙を見せた。
【番組カット】めちゃくちゃ泣いてる…涙を拭う勝木社長
9月29日、アサヒグループホールディングスを突如、システム障害が襲った。原因を特定するために会社は一時、全てのネットワークを遮断し、データセンターを隔離した。これによりビールや飲料の製造が全て一時停止する事態となった。その後、システム障害はランサムウエア攻撃を受けた影響だと確認された。
幸いにも、工場の製造システムは影響を受けていないことが早期に確認され、3日後の10月2日から製造を再開。しかし、発注・需給管理・物流のシステムが停止したまま、発注や製造、出荷を再開したため、DXが浸透していた現場は大混乱に陥った。危機的な状況に直面した現場は、どのような知恵や取り組みで混乱を克服したのか。
攻撃から約半年が経った今、アサヒグループホールディングスの勝木社長がガイアの取材に応じ、当初の混乱や、厳しい状況で奮闘した社員たちへの思いを語った。公開された番組カットでは、勝木社長が涙をぬぐう姿が確認できる。
アサヒに対して犯行声明を出したのが世界最悪のランサム集団「キリン」というランサム集団だ。近年、急速に勢力を拡大していて、25年に日本の警察庁が確認したランサムウエア攻撃の中で一番多かったのが「キリン」による攻撃だった。なぜ今、「キリン」は、急速に勢力を拡大しているのか。
その実態を明らかにするために取材班が向かったのは、シンガポールにある調査会社の「Group IB」。世界の捜査機関も注目するサイバー犯罪調査のプロ集団だ。
Group IBは、「キリン」の内部システムに潜入し、その驚くべき手口を明らかにした。「キリン」はランサム攻撃の実行を極めて容易にする独自のプラットフォームを用意し、まるで新しいソフトウエアによるサービスを拡大するかのように、ランサムウエア攻撃を仕組み化し、その結果として勢力を急拡大していた。
番組では、復活への切り札「アサヒゴールド」を託された新米マーケターにも密着する。
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