カンナの母・葉山弥生役の柴咲コウさん、父・葉山典正役の井浦新さんを紹介する「神在月のこども」のホームページ
カンナの母・葉山弥生役の柴咲コウさん、父・葉山典正役の井浦新さんを紹介する「神在月のこども」のホームページ
「動」をイメージした「神在月のこども」のポスター
「動」をイメージした「神在月のこども」のポスター
カンナの母・葉山弥生役の柴咲コウさん、父・葉山典正役の井浦新さんを紹介する「神在月のこども」のホームページ
「動」をイメージした「神在月のこども」のポスター

 10月8日の全国ロードショーまでいよいよ1カ月を切り、カウントダウンが始まりました。製作御縁会内も日に日に緊張感が増していますが、今はこのチームで一緒に走れる「限りある時間」を大切にしながら、日々懸命に駆けています。

 そんな中、最新のキービジュアルを8日にリリースしました。コピーライトにもあるように「走り出す」動きを感じてもらえる一枚絵になっています。そして「もう一度自分を信じてみたい」という言葉は、クリティカ・ユニバーサルの四戸、白井、三島の3人で企画を立ち上げた当初から、最も大切にしてきたメッセージです。映画館で鑑賞いただいた後、メッセージの真意が皆さまの心にまで伝わるとほんにうれしいです。

 映画公開に先駆け、多方面での露出、さまざまなタイアップや企画が進んでいますが、公開直前の10月6日には、miwaさんに書き下ろしていただいた3曲を含むオリジナルサウンドトラック(全27曲)が発売されます。主題歌「神無|KANNA| movie ver.」をはじめ、劇中歌「Daydream~在りし日の夢~」、エンディングテーマ「神在月のこども」も収録されています。

 2019年フランスでの初対面から、本作と深く向き合い奔走してくださったmiwaさんには、本当に感謝の気持ちしかありません。そのどれもが素晴らしく、アニメーションと曲がシンクロする形で脳裏に焼き付いています。ご鑑賞いただいた後、皆さんもきっと、僕と同じやな気持ちになぁだないだぁか! それと、お伝えしておきたいことがもう一つだけあります。

 9月中旬時点で、全国162劇場で公開することが決定していますが「上映期間」は定まっていません。たくさんの方が鑑賞してくだされば、上映期間は延びますし、逆もしかりなのが映画界です。映画「神在月のこども」は全国どこにいても、どの年代の方々でも、映画を通して日本の誇れる文化に触れることができます。

 一日でも長く、おひとりでも多くの方々に映画館でお楽しみいただきたい! そして、自分の故郷日本をさらに好きになってもらいたい! 僕はそう強く思っています。ご鑑賞いただける皆さんそれぞれが感じられる本作の持ち味を、われわれと一緒に広めてもらえぇと喜びます!

 =月1回掲載=

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 みしま・てっぺい 『神在月のこども』企画・プロデューサー・ロケーション監督。1979年、松江市出身。cretica universal(クリティカ・ユニバーサル)では映画、漫画、テーマパークなどさまざまなシーンで企画・プロデュースを担当。