商品を紹介する島根大の学生たち=松江市玉湯町玉造、玉造温泉ゆ~ゆ
商品を紹介する島根大の学生たち=松江市玉湯町玉造、玉造温泉ゆ~ゆ

 【松江】島根大(松江市西川津町)の学生が玉造温泉に縁の深い勾玉(まがたま)をモチーフにした琥珀(こはく)糖を作り、新しいお土産として打ち出す。

 同大地域人材育成コースなどの2、3年生の5人が日帰り温泉施設・玉造温泉ゆ~ゆ(同市玉湯町玉造)を指定管理する玉造温泉ゆうゆと協力し、商品を企画した。ヨモギや抹茶、ユズなど島根県の農産品を使い、青、赤、白色のめのう3種を作り、箱に詰めた。

 玉造温泉は美容と健康の温泉とされ、玉造温泉ゆ~ゆでは温泉と薬草、湯治を組み合わせた体験などを提供する。魅力やブランドとしてさらに発信するため、学生が地元産の農産品を使った商品開発に携わった。

 めのうなどを産出する同町の花仙山周辺で勾玉作りが盛んだったことに注目した。島根大の博物館にある勾玉から3Dプリンターで設計し、曲線や厚さなど微調整して鋳型を作った。

 包装は高級感が出るように濃い色を組み合わせた。正面と側面いっぱいに勾玉の絵を配置し独自性を出した。

 島根大2年の岡部真帆さん(19)は「店頭に並んでいて実感が湧いた。玉造温泉の新たな魅力になってほしい」と話した。一箱850円で、玉造温泉ゆ~ゆで販売している。

(黒崎真依)