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山間部を中心に大雪、交通機関に運休や遅れ 9日も影響続く見込み

冬型の気圧配置が強まって寒気が流れ込んでいる山陰両県は8日、山間部を中心に大雪となり、一部の公共交通機関に運休や遅れが出た。島根県内では東西部で9日昼前にかけて、鳥取県内では9日明け方にかけて、積雪や路面凍結による交通障害に注意するよう呼びかける。  ・【交通情報】島根、鳥取の道路通行止め、交通機関の運休  ・【気象情報】島根県、鳥取県 各地の積雪深  松江、鳥取両地方気象台によると、8日午後7時時点の積雪深は、島根が赤名(飯南町)82センチ、横田(奥出雲町)58センチ、瑞穂(邑南町)49センチ、松江11センチなど。鳥取が大山(大山町)186センチ、鳥取28センチ、米子19センチなど。  JR西日本によると、伯備線や木次線の一部区間と因美線で終日運転を取りやめ、特急はやくも、スーパーはくと、スーパーいなば、サンライズ出雲が全便運休となった。  空の便は、出雲空港の羽田、大阪など17便、萩・石見空港で羽田2便、米子空港で羽田3便、鳥取空港で羽田8便がそれぞれ欠航した。隠岐汽船は海上しけのため全便が終日欠航した。  中国横断道岡山米子線(米子道)は、米子インターチェンジ(IC)-久世IC間が全面通行止め。同尾道松江線は広島県内で雪によるスリップ事故が起きた影響で、午後3時25分から約3時間にわたり、三刀屋木次IC-三次東IC間が全面通行止めとなった。 雪が舞う中、運航する堀川遊覧船=8日午後1時5分ごろ、松江市北堀町  松江市内でも断続的に雪が降り、