問1は10字、問2は150字以内で回答してもらった。

【問1】頻発する災害で取り組むべき対策は何か。

【問2】問1の回答理由は。国が進める国土強靱(きょうじん)化対策への評価は。

 

赤沢亮正氏(自民、前)

「事前防災と防災教育」

 事前防災の効果は絶大で、投入予算の何倍もの被害を防ぐ。事業費7兆円の防災・減災、国土強靭化の3カ年緊急対策(2018~20年度)は、特に水害の被害を大きく軽減した。続く事業費15兆円の5カ年加速化対策(21~25年度)はデジタル技術もフル活用し、さらなる事前防災の徹底で、国民の生命・身体・財産を守る。

 

湯原俊二氏(立民、元)

「地球温暖化対策」

 集中豪雨は地球温暖化によるものだと考えているため、二酸化炭素の排出量を削減しなければならない。われわれのライフスタイルも、そのような視点で見直していく。全国で何十年に一度の災害が至るところで発生しており、公共事業では多額の費用がかかる。避難方法の向上など、ソフト面で対応すべきだ。