島根県が制作したロケ地マップ(左)とARアプリ「舞台めぐり」のサイト
島根県が制作したロケ地マップ(左)とARアプリ「舞台めぐり」のサイト

 出雲を舞台にしたアニメ映画「神在月のこども」の公開に合わせ、島根県や観光協会が、映画とともに地元の魅力を再発見するキャンペーンを始めた。アニメの舞台を巡るスタンプラリーや特典付きのマップ作成、フォトスポットの設置など町歩きを勧めながら、映画を盛り上げる。 (黒沢悠太)

 アニメは、母を亡くし、大好きだった走ることに向き合えなくなってしまった主人公カンナが、神の使いの白ウサギに導かれ、東京から出雲を目指す物語。島根県内ではT・ジョイ出雲と松江東宝5で上映中。鳥取県は12日からMOVIX日吉津が上映する。

 島根県は特設サイトを開設。ロケ地マップやカンナの声を務めた女優蒔田彩珠さんのメッセージ動画をアップする。10カ所を巡るデジタルスタンプラリーは、アニメの世界が体験できるAR(拡張現実)アプリ「舞台めぐり」を使い、登場キャラクターと撮影ができたり、オリジナルボイスを聞いたりできる。

 県内3カ所の観光案内所でシールを集めると、ポストカードなどのグッズがもらえるロケ地マップも作製。県観光振興課の北野愛美主事は、「小学生の子どもが親子で楽しめる企画になっている」と利用を呼び掛ける。

 松江観光協会は、写真スポットにしてほしいと、宍道湖畔など市内5カ所に登場人物のキャラクターパネルを設置。出雲観光協会は特設サイトで、ロケ地の解説や周辺のお薦めスポットを紹介する。松江フィルムコミッション協議会は、鑑賞チケットの半券を郵送すれば、抽選で原作の小説や松江の特産品が当たる企画を実施している。