いわゆる「アベノマスク」が久々に注目を集めている。新型コロナウイルスの感染対策として安倍晋三首相時代に全戸配布を始めたが、不良品や髪の毛の混入といったトラブルが発生。介護施設と妊婦向けに用意したマスクが大量に余り、今年3月末時点で8272万枚の在庫があると会計検査院が指摘した。昨年8月から今年3月まで、布製マスクの在庫の保管料は6億円にも上ったという。
実際に使った人はあまりいないのではないか。届いた頃には、安価な不織布マスクが薬局やスーパーで入手できた。それ以上に布地の小ささを気にした人が多かった。
アベノマスクは主に...












