【出雲】出雲市駅北町のJR出雲市駅北口を彩るイルミネーションが20日に始まった。新型コロナウイルス禍で観光客が少なくなった駅を盛り上げようと、地元の商業施設関係者らが設置。来年2月28日まで点灯する。
駅利用客など約30人が見守る中、飯塚俊之出雲市長らがカウントダウンに合わせて点灯。北口付近の交通広場の木々や、駅の壁面に雪の結晶の形に飾り付けた電飾が一斉に光りだした。魚のつみれが入った鍋約100食も振る舞われた。
設置したアトネスいずも商店会の板倉優会長(65)は「少しでも日常に戻れるようにという思いを込めた。明るくなった駅に来てほしい」と呼び掛けた。
(藤原康平)