2022年最初の勝利を祝う金色の紙吹雪が松江市総合体育館に舞った。バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の島根スサノオマジック。おとといの試合で、9連勝中の西地区のライバル・名古屋ダイヤモンドドルフィンズに土を付け、1898人の観客を沸かせた▼今季はチケットが入手しづらく、初めて観戦できた。新型コロナウイルスの感染対策で政府の要請に従い、入場者数を収容人数の50%までに制限したのが要因。加えて日本代表として東京五輪に出場した金丸晃輔選手と、アルバルク東京でリーグ2連覇に貢献した安藤誓哉選手が加入した期待感も影響している▼第1戦を落とし連敗は避けたいおとといの試合も、安藤選手が第1クオーター序盤に4本連続で3点シュートを決め、5点を追う第3クオーターは金丸選手が10得点を挙げる活躍。「よくぞ島根に来てくれた」と思った観客も多いだろう▼地方のチームはスポンサー企業も少なく、選手強化に充てられる費用も限られる。それでも2人は「島根で日本一を取りたい」と移籍した。島根から頂点へ-。新年早々、そんな夢を抱かせてくれる活躍だった▼次のホーム戦となる22日から収容率が100%に引き上げられる。相手は西地区首位の琉球ゴールデンキングス。同3位の島根にとっては5ゲーム差を縮める好機。入場枠は広がってもチケットの入手にはまだ苦労しそうだ。(健)