かつて経済企画庁長官の堺屋太一氏が「夜明け前が一番暗い、しかし回復への胎動を感じる。時刻で言えば午前4時」と宣言したが結局夜は明けず日本は二十数年の低迷を続けた。国民1人当たりのGDP(国内総生産)は2000年の世界3位から20年には19位へ後退し、賃金は横ばいで韓国と並び、強かった日本円の世界での価値も恐ろしく...